WEB05A
ユーザーマニュアル
TCP/IP イーサネット
HTTP ウェブクライアント
RFID ターミナル
8th January, 2014
AVEA International Company Limited
WEB05A TCP/IP イーサネット HTTP ウェブクライアント RFID ターミナル 4
2.1.2 Cat-5/eイーサネットケーブルからの電源供給 7
2.2 外部リレーコントロール 8
3.1 HTTPサーバーへのリクエスト 10
3.1.2 $date and $time 10
3.2 HTTPサーバーからのレスポンス 13
3.2.3 CK=YYYY-MM-DD HH:MM:SS 13
3.2.6 MSG=xxxxxxxx 13
3.2.7 ACPIN=xxxx 14
3.2.9 AC=xxxxxxxxxx 14
3.2.10 DC=xxxxxxxxxx 14
3.2.11 ROOT=xxxxxxxx 14
3.2.15 IP=xxx.xxx.xxx.xxx 16
3.2.16 GW=xxx.xxx.xxx.xxx 16
3.2.17 NM=xxx.xxx.xxx.xxx 16
3.2.18 WS=xxx.xxx.xxx.xxx 16
3.2.21 SID=xxxxxxxx 16
3.2.22 MD5=xxxxxxxxxxxxxxxx 16
WEB05AはTCP/IPイーサネットベースRFIDターミナルで、125kHzRFIDカードを支援するリーダーである。スタンドアロンHTTPウェブクライアントとして開発されたため、パソコンなどは必要ない。
RFIDカードがリーダーに読み取られた時、リーダーはGETリクエストをウェブサーバーに送り、\avea.phpページを要求する。サーバーはスタンダートHTTPで<AVEA>と</AVEA>タグの間に組込制御をリーダーに返信する。
多様なエクステンションが支援できる、例えば .php, .asp, .cfm, .pl, .htm, .html and .aspx.。そのため、多様なHTTPウェブサーバーシステム(MicrosoftのIISとASP、Unix/LinuxのApache、PHPとMySQLデータベースサーバー;スタンダートHTMLサーバー)も使用できる。
このシステムはスタンダートウェブベースシステムのため、プログラミングは不要。簡単なウェブページをデザインすれば、完全で強力なアクセス コントロール システムと出席時間管理システムが使用できる。
リーダーが通常に動けるように、正確に設置しなければならない。
設置モードに入るのに:リーダーに電源を入れる同時に、“*”ボタンを長押しする。“CONF”はリーダーに表示する。この時にリーダーの上にIDカードを置いておいたら、そのIDカードがマスターカードとして登録され、リーダーの電源を消さなくてもリーダーを設置できるようになる。マスターカードが読み取られたら、リーダーは自動的に設置モードに入る。
“*”ボタンを押すことでパラメーターが確認できる:
パラメーター | 説明 | デフォルト |
IP | リーダーのIPアドレス | 192.168.1.234 |
Gate | GatewayのIPアドレス | 192.168.1.1 |
Net | ネットマスク | 255.255.255.0 |
Ser | HTTPサーバーのIPアドレス | 192.168.1.1 |
Port | HTTPサーバー ポートナンバー | 80 |
Ext | ページ エクステンション | php |
DHCP | DHCP プロトコル 設置 | no |
通常に作動できるよう、WEB05Aは安定な電力供給、10-baseTイーサネットコネクション、オプショナルなスレーブリーダーとオプショナルな電子ロックが必要である。
WEB05Aは通常オペレーションのため、9から12V DC 500mAが必要。リーダーへの電源の入れ方2種類あり:
ターミナルブロックJ11に電源を入れ、ポジティブターミナルはVINに、ネガティブはGND(グラウンド)に入れる。ボルテージは9から12Vで、最小電流は500mA以上。
J11に電源を入れる以外、電力はRJ45コネクターからのイーサネットケーブルで入れれる。Pin7と8はGND(グラウンド)に接続で、Pin4と5はVINに接続。その間に、シャンプブロックJ3はツーピンジャンパキャップ4つでショートしなければならない。
WEB05Aは制御可能なリレーアウトプットがターミナルブロックJ9にビルドインされ:
NC - ノーマルクローズ、通常はCに接続。
C - コモン、NOかNCに繋がるが、同時に2つに接続しない。
NO - ノーマルオープン、通常はオープンサーキット。
リレーの最大スイッチングボルテージが120VACと60VDCであり、最大開閉電流が2Aである。これはドアアクセスコントロールのため、エレクトリックストライクのバイパススイッチに接続可能である。最大電流・電圧を超えたら、リーダーが壊される可能性あり、修理不可となる。
WEB05AはSWターミナルから外部コンタクトスイッチ(プッシュボタン)を接続可能。この状態の変更(ショートかオープン)は該当なメッセージをウェブサーバーに送信する。
WEB05Aはスレーブリーダー(モデルNo:KS232S)に接続し、一緒に働くことができる。ホストソフトウェアはヴァリアブル $typeを確認することで、アクションがWEB05Aからかスレーブリーダーからか、どこからか分別できる。以下の接続図は、WEB05Aがシステムの外部にインストールされ、スレーブリーダーがシステムの内部に接続されたと仮説する。
備考:
電源が外してもリーダーのリアルタイムクロックが作動できるよう、CR1220リチウム電池が必要である。電池使わなかったら、毎回電源が外されたら、クロックがリセットされる。
高さ:100mm
広さ:71mm
深さ:30mm
WEB05AはPHP可能なHTTPクライアントである。リーダーはPHP URLリクエストを多様なパラメーターでHTTPサーバーに送信し、HTTPサーバーからのレスポンスを受け入れ、多様なアクションを起こす。このマニュアルはPHPバージョン4をベースにして作られているから、他のバージョンと違いがあるかもしれない。
以下は多様なPHPリクエストで、ユーザーは必要な時に使える。
リーダーはGETリクエストを発信するにより、HTTPサーバーの固定ウェブページにアクセスする:avea.php(ウェブサイトのルートにある)ファイルの種類は選択できる、例:avea.asp、avea.cfm、avea.pl、avea.htm、avea.html。ルートにある数字的なファイアルネームに対しては、サーバーは変更可能である。
指令の日付と時間を表示する。日付のフォーマットはYYYY-MM-DD。例)2007/01/23 は 2007年1月23日を表す。時間のフォーマットはHH:MM:SSで、HHは時間、MMは分、SSは秒。
リーダーのIPアドレスである。e.g. 192.168.1.234. 違うリーダーに対しては違うIPが必要となる。
リーダーが認証するIDカードの独特なコードナンバーである。
ユーザーが入力するPINナンバーで、入力後“#”ボタンで確認する。PINの最大文字数は8桁である。
どんなアクションがリーダーで行ったかを表すリクエストである。
WEB05Aからか、スレーブリーダーからのアクションを分ける。
内部使用で、もし$mode=MFx、ターミナルはMifareリーダーである。
内部使用で、現在のファームウェアのバージョンである。i.e.$ver=1.5。
$cmd=SWを利用してコンタクトスイッチの状態を表す。スイッチがオープされたら、$contact=OPEN。スイッチがクローズされたら、$contact=CLOSE。
SIDレスポンスに設置されたバリューである。
EMカードのUIDのバイトレングスで、通常は5である。
EMカードのUIDで、ストリングは16進形式で、サイズが変換可能である。$ulenは長さを教える。例:
$ulen=5の場合、 $uid=309E80732F
リーダーの独特な32bitのIDである。
MD5ユーザーのシークレットキー、デイトとタイムのMD5チェックサムである。認証リクエストで一緒に送信される。例:
仮に
コンバインストリングは
故に、コンバインストリングのMD5チェックサムは
サーバーの側では、MD5のシークレットキーがわかるため、MD5チェックサムが計算でき、送られてきたチェックサムと答え合わせられる。
MD5のシークレットキーは公開されないため、認証されたリーダーにしか正確なチェックサムを送られない。
リクエストが送信されたら、WEB05AはHTTPからのレスポンスを待つ。リーダーは開始フラグ<AVEA>と終了フラグ</AVEA>を探し、フラグの間のストリングを解読する。キーワードとパラメーターの間にはスペースがあってはいけない。レスポンスパケットの最大サイズは1024バイト以下である。
以下のレスポンスがサポートする:
リーダーのハートビットレートを秒単位で設置する。フィクストレングスのフォーマットのデシマルバリューである。例:
HB=0300、300秒つづHTTPサーバーにハートビットリクエストを送ることに設置。
HB=0000、ハートビットリクエストを無効にする。
リーダーにビープ音を作る。これはフィクストレングスフォーマットである。例:
BEEP=1、短いビープ音を作る。
BEEP=0、長いビープ音を作る。
リーダーの日付と時間を設置する。年の範囲は2000から2099まで。これはフィクストレングスフォーマットである。例:
CK=2007-01-23 12:34:56 set the clock to 23rd Jan 2007, pm12:34:56.
リーダーををアクセス可能状態に設置し、リレーをxx秒にNOステートからNCステートにエンゲージし、NOステートに戻る。同時にLEDがオンとオフになる。これはフィクストレングスのフォーマットである。例:
GRNT=03 リレーをNCステートに設置し、LEDが3秒つけた後、NOステートに戻り、LEDが消される。
リーダーををアクセス拒否状態に設置し、リレーをNOステートに設置する。
リーダーのLCDモニターに4桁のメッセージを表示する。これはフィクストレングスのフォーマットである。
このメッセージはビットマップパターンで、7分割のLCD桁である。16進数字の2桁ずつが1つのLCD桁を表示する。一番左の桁が一番左のLCD桁を表示。
マッピングは以下のよう:
0x01 はセグメントa をオンにする
0x02 はセグメント b をオンにする
0x04 はセグメント c をオンにする
0x08 はセグメント d をオンにする
0x10 はセグメント e をオンにする
0x20 はセグメント f をオンにする
0x40 はセグメント gをオンにする
そのバリューを足したら、他のセグメントを同じ時間に表示することができる。例:
MSG=3f737937はLCDモニターに“OPEN”を表示する。
4桁のアクセスPINをリーダーに設置する。どんな場合でも、“#”とアクセスPINを押したら、リレーがアクセス授ける状態になる。アクセスPINは“0000”の場合、アクセスは拒否される。これはフィクストレングスのフォーマットである。
リーダーはオフラインアクセステーブルをクリアする。i.e.全カードにオフラインアクセスが拒否される。
リーダーはオフラインアクセス権利がある特定のカードの番号(10桁)を保存する。i.e.“#”を押し、カードがリーダーに読み取られたら、オフラインアクセス権がそのカードに与える。これはフィクストレングスのフォーマットである。
リーダーは特定のカードの番号(10桁)のオフラインアクセス権を削除する。これはフィクストレングスのフォーマットである。オフラインアクセスのカードは最大200枚保存できる。
リーダーがアクセスするルートページを変える。これはフィクストレングスのフォーマットである。例:
ROOT=00024689、これによってリーダーはデフォルト /avea.phpより、ページe/24689.phpにアクセスする。ROOT=00000000を設置することで、アクセスページをデフォルトページにリセットする。
これはPINを入力する時、LCDモニターに表示するかどうかに影響する。SHOWPIN=1の場合、PINナンバーは表示される。SHOWPIN=0の場合、PINナンバーが隠される。
リーダーがアクセスするルートページのファイルエクステンションを変える。これはフィクストレングスフォーマットである。
Xのバリュー | ファイルエクステンション |
0 | .php |
1 | .asp |
2 | .cfm |
3 | .pl |
4 | .htm |
5 | .html |
6 | .aspx |
リーダーのDHCPフィーチャーをコントロールする。DHCP=1の場合、DHCPが有効。DHCP=0の場合、DHCPが無効。有効にすることで、リクエストをDHCPサーバーに送り、以下の情報が獲得できる:
- host IP
- netmask
- default gateway
- www-server IP
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。リーダーのIPアドレスを変える。これは不揮発性で、電源消しても残る。例:
IP=192.168.001.234
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。リーダーのデフォルトルーターを変える。これは不揮発性で、電源消しても残る。例:
GW=192.168.001.002
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。リーダーのネットマスクを変える。例:
NM=255.255.255.000
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。リーダーがアクセスされるウェブサーバーのIPアドレスを変える。これは不揮発性で、電源消しても残る。例:
WS=192.168.001.001
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。ウェブサーバーにアクセスする時に使われるポートナンバーを変える。例:
PT=00080
これはフィックスコマンドで、バリューがデシマルである。RLY=1の場合、リレーがオンになる。RLY=0の場合、リレーがオフになる。リレーの状態はサブコマンドに影響される。
これはフィックスコマンドで、バリューが16進値である。これは不揮発性バリューで、電源落としても変えることはない。
これはフィックスコマンドで、64bitバリューが16進値である。これは不揮発性バリューで、電源落としても変えることはない。これはコンピューティングMD5チェックサムに使うシークレットキーである。
以下は分かりやすい例で、HTTPサーバーにあるPHPバージョン4スクリプトの例である。ファイルネームは \avea.php.。
<html>
<body>
<?php
$now=time(); // stamp the current time
$cmd=_GET[“cmd”]; // get the command from the reader
$date=_GET[“date”]; // get the date of card code is logged
$time=_GET[“time”]; // get the time of card code is logged
$st=date('Y-m-d H:i:s',$now); // set the datetime string to correct format
$mycard=359452; // replaced by your card number
$mypin=1234; // replaced by your PIN number
$rtime=$date . $time; // access the date and time of the reader
echo "<AVEA>"; // starting flag
switch ($cmd) {
case "PU": // power up
echo "CK=$st"; // set clock
break;
case "CO": // card only
$code=_GET[“code”]; // get the card code
if ($code==$mycard) {
echo "MSG=3f737937"; // show message OPEN
echo "GRNT=01"; // grant access
} else {
echo "DENY"; // deny access
} break;
case "PO": // pin only
$pin=_GET[“pin”]; // get the PIN
if ($pin==$mypin) {
echo "MSG=3f737937"; // show message OPEN
echo "GRNT=01"; // grant access
} else {
echo "DENY"; // deny access
}
break;
case "CP": // card + pin
$pin=_GET[“pin”]; // get the PIN
$code=_GET[“code”]; // get the card code
if (($code==$mycard) && ($pin==$mypin)) {
echo "MSG=3f737937"; // show message OPEN
echo "GRNT=01"; // grant access
} else {
echo "DENY"; // deny access
} break;
case "TS": // * key
echo "ACPIN=1234"; // add offline access PIN, i.e. press #1234 will be access granted
echo "AC=0005793663"; // add offline access card, i.e. press # and swipe this card will be access granted
echo "DC=0005793664"; // remove offline access card, i.e. press # and swipe this card will be not access granted
echo "MSG=40763040"; // show message -HI-
echo "BEEP=0"; // make long beep
break;
case "HB": // heartbeat
echo "CK=$st"; // set clock
break;
}
echo "</AVEA>"; // ending flag
?>
</body>
</html>